きのがっさのしっぽ

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S15最終2017: カバ軸"積み"ラティハッサム

S15お疲れ様でした。
 
今季はずっと就活をしていたため、5/1のシングル厨参戦以降にレートに潜り始めました。なので最後の2週間(その中で潜ったのは5日ぐらい)しか参戦できませんでした。
 
そんなわけでモチベがいまいちで結局101戦しか潜らなかったのですが、あまり開拓されていないポケモンを用いて、環境に多かったガルーラ軸の並びに互角以上、基本こちら有利で戦えたため、一応簡単に使用構築を記しておきます。
 
結果は、最高最終2017でタイムアップ。途中で勢い良く溶かしましたが最後は比較的勝てていたので時間があればもう少し上まで目指せたんじゃないかとは思ってます。しかし厳しい部分も多いので、いまの完成度ではその程度の構築です。
 

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↑「お、なんかいい感じや〜〜」

↓「やっと戻しました。もう寝ます」

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並びはこんな感じ。シングル厨で使ったものをベースに潜りながら調整しました。
 

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※リンクは無断なので、問題があれば一言お願いします。
 

構築を組み始めた経緯

ガルカバ+眼鏡ラティという普通のPTを昔使ったときに眼鏡ラティが肌に合わなかったところこの記事[1]を見て、メガラティオス入りガルカバラティを使いたくなったのがきっかけ。ラティオスが好きだから面白いラティオスが使いたかったので試してみることに。あとシングル厨でラティオスメガシンカしたら対戦相手が驚いて楽しいと思ったので(実際楽しかった)。
潜っているうちに、流行りのPTに割と有利に戦えることに気づき、コンセプトを固めてPTを調整しました(ゴリラを入れてみたあたりマイオナしたかっただけ感もありますが)。
 

パーティコンセプト

メガラティオスは、瞑想を積めばメガシンカとしての突破力があると感じました。
このPTはラティオスで詰めることを念頭に置き、カバルドンの欠伸からのラティオス展開を軸としています。
ラティオスの性質上、守るや電磁波、半減技で拘ったポケモンを捨てるといった行動を取られやすいため、カバ展開がなくても積めるパターンが多々あります。選出画面でどうやってラティを通すかを判断して戦っていきます。
ラティを出せない、またはガルーラで問題なく戦える構築には、ガルカバ選出orガル@2の対面選出で戦います。
といろいろ書きましたが、ガルーラの方が強いので出せるならガルーラを出します。
 
個別紹介
 

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165-x-121-206-140-173  [選出率46%/勝率57%]
流星群/サイコショック/瞑想/身代わり
 
H-B: 
・192愛不意を95%耐え
・192親猫を身代わりが12/16耐え
・233[+2]膝を15/16耐え
・172叩きを99%で2耐え
H-D: 
・222シャドボを14/16耐え
・111冷Bを[+1]で身代わりが11/16耐え
C: 
・159-115メガゲンをショックで確定
・[+1]流星で197-121メガガルを11/16
・[+1]流星で191-121メガガルを14/16
S: 
メガマンダ意識
 
身代わり瞑想メガラティオス。選出率、選出時勝率ともに微妙な本構築の主役。
 
選出率が低いのは、クチートギルガルドを見た瞬間に出せないから。ガルーラ軸にはほぼ選出していました。
勝率が低いのは、とにかく運負けを呼んだこと、相手の選出プレイングがうまいときに択になりやすかった点が大きい。それに関しては後述。
 
基本的には欠伸展開から身代わり瞑想をします。クレセやドランは対面から身代わりを置けるので起点。非常に多かったガッサも、襷を削っておけば身代わりを置けることが多かったです。したがってガルガブクレセドランゲンガッサみたいなやつにはとても強く、身代わりを置いた瞬間降参をもらうこともしばしばありました。
 
眼鏡流星は基本誰も受けられないため、起点にするポケモンに引かれずにそのまま身代わりを置けるのが強く、眼鏡を想定されるポケモンで身代わり瞑想する大きな利点でした。
また上述のとおり、例えば炎技で拘ったサザンやガブに死に出しで身代わりを置いたり、眼鏡10万で拘ったロトムの前で瞑想したりと、切る動きに対して起点化できるのも眼鏡想定で動かれるラティオスならではです。
 
ちなみにラティアスだと火力が足りないのでラティオスですが、うまくやればラティアスでもいいかもしれません。
 
 

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ハッサム@ラムの実
173-200-121-x-101-89  [選出率72%/勝率67%]
バレットパンチ/蜻蛉帰り/剣の舞/叩き落とす
 
弱そうなハッサム。ほとんどのポケモンに対面で勝てない弱ポケモンですが、裏との相性が良く選出率1位。ちなみに参考元がラムだったからラムにしました。
叩きバレットでメガゲンガーを処理するためにA特化したものの、耐久を上げる選択肢もあったと思います。
 
蜻蛉や叩きによる対面操作や削りが主ですが、欠伸展開から剣舞バレットで抜いていく動きも狙います。実際ガルーラ軸以外には剣舞展開ができるケースも多かったです。
 
とにかく数値が足りなさすぎました。タイプや技はこの構築に嵌っていたので使っていましたが、ハッサムを出さなくてもいい選出パターンを組めるともっと良かったと思います。
 
 

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215-132-187-x-93-67  [選出率67%/勝率59%]
地震/氷の牙/欠伸/怠ける
 
普通のカバルドン。マンダにまったく遭遇しなかったので牙は封じで良かったかも。
ラティに引きずられて選出時勝率が低い。
 
基本ガルーラにぶん投げて欠伸します。これでもかというくらいビーム持ちでしたが、欠伸が入ればいいのでD振りではなく秘密連打マンやバシャ、クチートに厚いHBにしました。
 
怠けるはほぼ撃たなかったので、ステロか守るあたりを入れたら良かったかもしれないです。
 
カバで見れない部分をラティハッサムorガルハッサムでだいたい見れるので、取り巻きとの相性は良かったと思います。
 
 

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ガルーラ@ガルーラナイト
197-192-135-x-121-123  [選出率53%/勝率78%]
秘密の力/空元気/不意打ち/炎のパンチ
 
ラティオスを出さない場合に出していくことを意識した構成。
ガルカバできつめなクレセやガッサにハッサムを出していけるので、ガルカバハッサムがそこそこ戦えました。
とりあえずガルーラは強かった。ミラーはあまり発生させないようにしていたけどミラーせざるを得ない場面もたまにあったので調整は考えるべき。
メガラティオスを採用したがために砕くを切ってホンチを採用してしまったのは本末転倒感が否めないですが、ゲンガーと対面することがあまりなかったのでそこまで問題はなかったです。
 
 

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145-x-135-200-111-112  [選出率36%/勝率72%]
10万ボルト/ラスターカノン/目覚めるパワー氷/電磁波
 
テンプレ(だと思っている)CS電磁波頑丈イバンジバコ。しかしまったく警戒されないことも多く、なんとも言えない気持ちになることが多々ありました。
 
電磁波を採用できるストッパーの中で、フェアリーが重くならずマリルリの太鼓もケアでき、マンムーとも戦える駒として採用されたかわいい磁石。半分は好きだからという理由で入れました。
特に言うことはないです。
 
 

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ヒヒダルマ@命の珠
181-192-76-x-77-159  [選出率22%/勝率90%]
フレアドライブ/岩雪崩/地震/アンコール
 
普通のイケメンゴリラ。驚異の選出時勝率90%ですが、刺さっているときに出しただけです。
 
ここまでできついポケモンに強いような気がしたので採用しました。しかし実際は耐久が低すぎてそうでもありませんでした(クチートの不意で確1)。
技はボックスにいたときのものそのままになっています。アンコールはマンムーの礫を縛って倒したりして活躍しましたが、クチート意識で鬼火か身代わりで問題ないです。
絶対変えたほうがいい枠ですが、受けルを3回中3回倒したので良しとします。
 

総評

とにかくラティオス軸で選出した際の運負けが酷かった。逆にガルーラ軸で選出したときの運勝ちがすごかった。
ラティオス軸で出す場合はラティハッサムカバの選出が多かったのですが、技の追加効果があるのがほぼ撃たない牙だけ(1回ガブを凍らせたが)で、肝心の流星の命中が90と運勝ち要素がなく運負け要素のみでした。特に流星は当てれば勝ちの場面で何度も外し(最終日は4回撃って2回外した)、台パンはしてないですけど布団パンをたくさんしました。
それに対して相手のガルーラは運勝ち要素満載なので、いろんな場面で急所なり追加効果でぼこぼこにされました。
 
逆にこちらがガルーラを出す場合は相手にガルーラがいないことが多いのですが、その場合は秘密麻痺痺れ痺れ急所ホンチ火傷など運勝ちしまくり、自分がラティを出しているときにされていることを相手にしてあげている感じでした。
 
なので、冒頭で「対ガルーラ軸では基本こちら有利」と書きましたが、それを覆されないくらい有利を取る(できるかは知らない)、もしくはゲンガーで安全にガルーラと1-1を取るか、ガルーラ入りには自分もガルーラを出して運をおあいこにするかとか、そういう戦い方をすべきだなあと実感しました。
 
ちなみに、ガルゲンPTにゲンガーを選出されると択になるのでそもそもそこが弱かったです。(ほとんどガルーラだけを出されましたが)
 

参考記事